2018年09月10日

ハリポタ研究第7巻01〜03

第01章〜03章

(筋)ヴォルデモートは、純血のみが魔法界を支配するという理想を実現するために、マグルを擁護する先生を殺す。ハリーもまた、自らの手で殺すつもりだ。

その一方で、『日刊予言者新聞』に載った、リータのダンブルドアへの中傷記事に傷つくハリー。なんとダンブルドアは、闇の魔術をちょいとかじったことがあるという。ハリーは信じなかった。

ハリーは叔父のバーノンに、ヴォルデモートの話をして、逃げるように勧めるが、バーノンは信じない。しかしダドリーは彼を信じ、迎えに来た魔法使いたちといっしょに、ダーズリー一家は立ち去っていった。



(コメント)

 どんなイヤなやつでも、命を救ってくれたことに対してお礼を言ってくれるわけです。それを認め、相手にそれを表現するには、ある種の決意が必要です。ある意味、ダドリーは勇気があると言えるでしょう。

護りの魔法が消える17歳が近づいてきています。ヴォルデモートがそれを待って攻撃してくるとは思えません。それまでに抹殺されるかも! ハリーの命がけの逃亡が始まるのです。

 それにしても、J.K.ローリングは話の持って生き方がうまい。第一章はヴォルデモートとその部下の対話で、ハリーを殺そうとする陰謀を練る大人たちやヴォルデモートのマゾヒストぶりがよくわかるし、第二章ではハリーが信じていたダンブルドアへのイメージを傷つけられて衝撃を受けるし、第三章では親戚と別れるのにちっとも湿っぽくないシーンが挿入されます。

 まったく飽きさせないストーリー展開。話題になるシリーズで、重圧もたっぷりあるだろうに、ぜんぜんそれを感じさせない。ローリング、すごい。




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2018年08月22日

ハリポタ研究第6巻 最終章まで

第23章〜最終章
(筋)スラグホーン先生の記憶の中には、人間を不死にする分霊箱をトムに教えるスラグホーン先生の姿があった。その分霊箱は、トム・リドルの日記、ダンブルドアの譲り受けた指輪、そしてホグワーツの創始者たちのアイテム(カップ、ロケット)、ナギニというリドルのペット、四つの寮の一つ賢者のレイブンクローと勇猛なグリフィンドールのものだった品か何かが分霊箱になっているかもしれない。殺人を犯すことで魂を分裂させることができるという魔法……そして、文例箱。分霊箱をすべて破壊することができれば、ヴォルデモートを殺すことも可能だ。しかしそれだけでは足りない。愛がなければならない、とダンブルドアは説く。
ヴォルデモートは、自分に比肩するものとしてハリーを選んだ。ハリーが予言に背を向けようと向けまいと、追ってくるだろう。そうすれば確実に、まさに一方が他方の手によって死ぬのである。
死に直面する戦いの場に引きずり込まれるか、頭を高く上げてその場に歩みいるのかの違い。それは天と地ほどの違いがあるのである。
その後、トイレでマルフォイが泣いているのを発見したハリーは、プリンスの本の呪文を使ってしまう。しかしスネイプにその教科書を取り上げられそうになって、ロンから本を借りるハリー。書き取りの罰と寮の減点を食らうのだが、クイディッチそのものは勝利し、ハリーはジニーにキスをしてしまう。
その後、占い学の先生が必要の部屋の前でマルフォイの勝利の叫びを聞いたという証言と、スネイプが予言を聞いていたという話を聞いて、ハリーは怒り心頭に発してダンブルドアに食ってかかる。しかし校長はまったく相手にしない。いっしょに分霊箱のあるところまで連れて行ってくれるというので、ハリーはついて行くことにした。内心で怒りを堪えながら。
海の中の洞窟へたどり着いた二人。死体などが浮かぶ海を進む。一人分の魔法使いしか乗れないはずの舟に、未成年で未熟なハリーが乗れるようになったのは、おそらくダンブルドアの魔力のおかげだろう。そして、妨害する薬の入った水盤(これを飲まないと分霊箱のあるところまで届かない)をイヤイヤ飲み干したダンブルドアは、弱り切ったままハリーとともに奥へと向かう。


ついに分霊箱を手に入れたハリーたち。弱ったダンブルドアを助けるため、学校へと『姿現わし』する二人だったが、なんとそこにドラコが待ち伏せていた。少年は、ダンブルドアを殺そうとしていたのだ。長々とその方法論について述べる彼だったが、結局殺すことはできなかった。その代わりに現れたのは―――ダンブルドアが一番信頼していた―――スネイプだった。彼は殺人魔法でダンブルドアを殺す。
その上、壮絶な戦いの後に残されたのは、分霊箱ではなくその偽物だった。
そしてダンブルドアの死とスネイプの裏切りについて、マクゴナガル先生たちに告げるハリー。その戦いの最中で傷ついたロンの兄ビルは、オオカミ人間になる可能性が棄てきれないが、フラーという女の子は結婚したいという意思を変えなかった。そしてルーピン先生(オオカミ人間そのもの)も、トンクスに愛される価値がないと思い込んでいるのであった。ダンブルドアの死の直後に不謹慎だという意見も出たが、少しぐらい愛が加味されれば、ダンブルドアも喜ぶというマクゴナガル先生。
それにしても、偽物のなかに入っていた羊皮紙の署名、R・A・Bとは誰のことなのだろう?
そして、それを見つけるにはどうしたらいいのだろう?
不死鳥もまた去って行った。学校の閉鎖が考えられるようになっていった。葬儀はしずかに行われた。
ハーマイオニーの調査のおかげで、プリンスの正体がスネイプの母親だとわかった。愛リーン・スネイプ、純血である。スネイプは半分純血の自分の血を自慢していたのである。
なぜ、本が悪意あるモノになっていったことに気づかなかったのか。
ハリーは自責する。
仮に学校が再開されても、彼にはヴォルデモートとの戦いが待っていた。どこまでもついていく、というロンとハーマイオニー。力強い味方を得た彼は、ビルとフラーの結婚式に出てから出発することにしたのであった。

(コメント)意外や意外のどんでん返し。早死にするのは善人だけですな。
そしてロンの兄ビルとフラーの仲良しぶり。お姑さんにあたるロンの母親は、最後まで抵抗していましたが、フラーの決意の固いのに感動したようです。愛って強いね。
とはいえ、愛というのは憎しみも生むものです。ハリーには、憎いあまりに殺人を犯すことは辞めて欲しいな……。わたしは甘い?

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2018年08月21日

ハリポタ研究第6巻 20〜22章

第20章〜22章
(筋)クイディッチで重傷を負ったハリーは、一日保健室で寝ていることを強要される。ダンブルドアがスネイプと口論していることを知ったハリーは、ダンブルドアの判断についていろいろ考えるが、この怪我ではドラコ・マルフォイのあとをつけるのはムリ。なので、クリーチャーとしもべ妖精に、24時間ドラコ・マルフォイのあとをつけて自分に動向を報告しろ、と命じる。
  その後、ハリーは再びダンブルドアの個人授業を受ける。ヴォルデモートは、『闇の魔術への防衛術』の教師を欲した。(ホグワーツの創始者に連なるカップも、人を殺して奪ったりもした)。そして彼のダンブルドアの言うには、
「偉大さは妬みを招き、妬みは恨みを、恨みは嘘を招く」
というのだが、ダンブルドアは無知だと一蹴する。
  ダンブルドアの授業は終わり、スラグホーン先生の記憶を求めて先生を追いかけるハリー。それと同時進行でマルフォイの動向を探っているのだから、作業が進むわけがなかった。マルフォイは『必要の部屋』にこもっている。なぜだろう? 必要の部屋の前でトンクスと出会ったハリーは、彼女が妙な具合なので当惑するのであった。
そうした中、ハリーとロンとハーマイオニーは、ハグリッドから手紙をもらう。アラゴグが昨日死んだというのだ。
ロンとハーマイオニーに 幸運薬の助けを借りてスラグホーン先生の記憶をもらえ、という助言を得て、ハリーはアラゴクの高価な毒を目当てのスラグホーン先生を野辺送りに誘い、アラゴクの葬式は始まった。そしてハリーは酔っ払ったスラグホーンから記憶を取り出し、無事任務を遂行したのであった。

(コメント)相変わらず怪物大好きのハグリッド。そして、おカネ目当てで野辺送りをするスラグホーン先生。対照的なふたりを読んでると、笑えてきたりもします。幸運薬って効き目あるのかしらね? どうも偽薬っぽい雰囲気があるんですが……。それでもハリーの賢さが引き立つのなら、アリでしょうな。わたしも幸運薬がほしい。

posted by あすにゃん at 06:37| Comment(0) | 日記