2018年01月29日

ハリポタ研究第3巻 20〜最終章まで

第20章 『吸魂鬼(ディメンター)のキス』
(筋)『叫びの屋敷』を出て、森から外へ出た一行。ところがルーピン先生が、月明かりを浴びて狼人間に変身してしまう! そのすきにピーターが逃げ出した。ディメンターがやってきて、ハリーたちの魂を吸い込もうとする。ハリーもハーマイオニーも幸せなことを考えようと努力するが、ハーマイオニーは気絶してしまった。ハリーはディメンターに魂を吸われそうになり、すんでのところである人物に救われる。

(コメント)最後の最後で詰めが甘いというか、ルーピン先生のことをすっかり忘れてるハリーたち。大騒動が起こって、ピーターは逃げ出すは、ディメンターはおそってくるはでハリーも大変です。ストレス、並じゃないだろうに、正気を保っていられるところがかれの強さなのでしょうか。ローリングの強さも関係しているかも。

第21章 『ハーマイオニーの秘密』
(筋)ベッドに寝かされていたハリーは、スネイプの陰謀でシリウスが陥れられ、無実なのに刑に処せられそうなのを知る。ハーマイオニーの『逆時計』で時間をさかのぼったハリーとハーマイオニーは、ヒッポグリフを解放し、その背中にシリウスを乗せて二人を逃亡させるのであった。

(コメント)たくさんのディメンターがうろついていたのを、たったひとりの守護霊(ハリーが出した牡鹿)が蹴散らしてしまいます。守護霊に動物を持ってくるところは、ネイティブ・アメリカン的な発想。でも、神聖さは強烈に伝わってきます。
時間をさかのぼったハリーが、タイム・パラドックスになやむシーンは、ドラえもんなどで時間SFになれた人たちには慣れっこでしょうが、ファンタジーにSF的要素を取り入れて、しかもぜんぜん不自然じゃないところは、伏線の張り方が上手だからでしょうね。
にしても、ハーマイオニー、勉強のしすぎだよ。

第22章 『再びふくろう便』
(筋)ハリーに出し抜かれたスネイプは逆上したが、どうすることもできなかった。試験は終わり、ハーマイオニーは『逆時計』を先生に返し、夏休みがもうすぐ。そんななか、ふくろう便がやってきた。シリウスからだ。ファイアボルトが自分からのプレゼントであることや、自分が無事であることや、このふくろうをロンにあげるということが書かれていた。ロンは喜ぶ。ハリーはダーズリー家に戻り、名付け親の話をした。殺人犯で、魔法使いの牢獄を脱出して逃亡中で、自分が幸せであるかどうか気にしていると。ハリーの伯父さんはまっさおになる。

(コメント)今回で、『アズカバンの囚人』はおしまいです。スネイプは最後までスネイプですし、ダンブルドアもちょっと説教臭いところがらしいですね。
今回で思ったんですが、このダンブルドアって、どうして自分から動こうとしないんでしょうね。ハリーをけしかけていろいろさせてる。こういうひとが一番、危険なんじゃなかろうか。セリフ回しに含蓄があるだけに、一筋縄ではいかないひとみたいな気がします。
さて、今月は、ここまでです。来月はお休みして、3月から第4巻を研究します。

posted by あすにゃん at 06:02| Comment(0) | 日記

2018年01月26日

ハリポタ研究第3巻 17,18,19

第17章 『猫、ネズミ、犬』
(筋)そうこうしている間に、ネズミのスキャバーズは暴れて脱走、ハーマイオニーの猫が追いかける。それをハリーとロンとハーマイオニーが追いかけていると、黒い犬に襲われた。その犬の正体はシリウス・ブラック。敵意のこもった声で、人殺しを宣言する。ハーマイオニーは助けを求める。そこへ、忍びの地図で三人のことを見張っていたルーピン先生が現れた。なんと彼はシリウス・ブラックの友だちだったのである。しかもルーピン先生は狼男だった。

(コメント) シリウス・ブラックを殺そうとして、結局できなかったハリー。無理もない、たかが十三歳だもんね。それにしても、この第17章は、息もつかぬ展開で、先が全く読めません。いいなー、才能がある人ってうらやましい! 少しは分けてよ(笑)

(筋)悪霊が住むという『叫びの屋敷』に現れたルーピン先生は、ネズミを殺そうとするシリウスを止めて、事情を話す。自分が狼人間になった経緯と、ダンブルドアの同情により、ホグワーツに入学できたこと。そこでシリウスやジェームズ、そしてピーターという友だちができたこと……。しかし話が佳境に入ったとき、透明マントから意外な人物が現れる。スネイプだった。

(コメント)いやー、こういうストーリー展開になるとは、だれも思わないですよねえ。ルーピン先生やハリーの父やシリウスが友だち同士だったとは! しかも、スネイプにいたずらをしかけて、スネイプを殺しかけちゃうとはね! そりゃ、スネイプが恨むわけだわ。
  ルーピン先生は、ある程度の事実は語ったけれど、なぜ、シリウス・ブラックが人を殺したのか(または殺したと目されたのか)がわからない。次でわかるのかしら。

第19章 『ヴォルテモート卿の召使い』
(筋)スネイプは、ハーマイオニーによって気絶させられてしまった。事情はシリウスによって話される。ハリーの両親を殺した本当の犯人。それは、ネズミの姿をしたピーターだった。両親の居所を知っているピーターに、すべてを任せていたシリウスは、ピーターが裏切ったことを知った。しかも、シリウスに追い詰められたピーターは、指を食いちぎってあたりを爆発させ、周囲のひとびとを殺して自分はネズミに化けて逃げた。それからウィーズリー家に入り込み、情報を収集していたのである。ロンがピーターを飼っていることを知ったシリウスは、犬に変身してアズカバンを脱獄。ホグワーツへと向かったのであった。
すべての事情を知ったハリーは、ピーターを殺そうとするシリウスとルーピン先生を止める。そしてピーターはつかまったのだった。

(コメント)スネイプも、肝心なところで気絶しちゃうんだから、どうも間抜けなところがあるようです。それともわざとなのかも。陰険なところがあるからね!
とはいえ、意外な事実が判明し、犯人もつかまったし、一件落着かと思いきや、まだまだどんでん返しがあるんですよ。このシリーズは、最後までどう転ぶかわからないから面白いですね。暗くて怖くてねちっこいのが玉に瑕。

posted by あすにゃん at 07:11| Comment(0) | 日記

2018年01月25日

ハリポタ研究第3巻 13,14,15,16

第13章『グリフィンドール対レイブンクロー』
(筋)ファイアボルトを使った練習は文句がなかった。ディメンターへの不安もあったが、ハリーは試合に臨む。レイブンブローのシーカーに打ち勝つハリー。マルフォイは、ディメンターの幻を見せた罪を罰せられる。その夜、ロンが自分のベッドにナイフを持ったシリウス・ブラックを見たと言い張った。間抜けのネビルが寮への合言葉を紙に書いて放置したせいだった。

(コメント)いかにもありそうなネビルのドジ。それにしても、ロンはなぜ狙われたのでしょうか。レイブンブローとの戦いに勝利したという高揚感から、一気にミステリーへ。変化に富んだストーリー展開です。人気になるわけですね。

第14章 『スネイプの恨み』
(筋)自分が危険にさらされていることを知りつつも、ホグズミードへ赴くハリー。透明マントがある、と思っていたのに、いたずらしてやったマルフォイに首だけ出ているのを見つかってしまった。急いでホグワーツに戻ると、スネイプが待ち構えていて、ハリーに恨みをぶつけてくる。ハリーは父がスネイプの命を救ったと言うが、スネイプはそれは正確ではないと反論するのである。

(コメント) 『忍びの地図』の章で、先生たちがハリーの父親がいたずらっ子だったことを噂していましたが、スネイプはきっと、いじめられっ子だったんでしょうね。ハリーに、かれなりの視点から見た父親像というのを教えようとするわけです。なかなか本題に入らないけど(汗) ルーピン先生が庇ってくれたので、それ以上のおとがめはなかったハリー。でもしっかり、ルーピン先生に叱られてしまいます。自分の不用意な行動で、両親の貴重な犠牲を無駄にするなと言われてしょげちゃうハリーのところへ、ハーマイオニーがやってきて、ヒッポグリフが有罪になって処刑されることを告げます。マルフォイはどこまでもたたるヤツです。
困った人だけど、面白い。

第15章 『クィディッチ優勝戦』
(筋)スリザリンと優勝を決することになったハリー。マルフォイの卑怯な手口にも負けず、みごと金のスニッチを獲得し、優勝をゲットする。

(コメント)空想上のゲームを、ここまでワクワクさせる文章の技術力にびっくり。ほんとにローリングって、才能あるね! 負けてられないわ!

第16章 『トレローニー先生の予言』
(筋)ヒッポグリフの処刑が決まった。それを魔法大臣のファッジが報せてくれる。ロンもハーマイオニーも腹を立てるが、どうしようもない。占い学の試験もはじまった。ハリーが占い学の担任のトレローニー先生のもとを訪れると、彼女は突然、闇の帝王について予言を始める。ハリーは戸惑いながらも試験を終わらせた。その後、ヒッポグリフの件でハグリッドを訪ねたハリーたちは、そこでロンのネズミ、スキャバーズを見つけたのであった。そして、ヒッポグリフの処刑は、刻々と近づいてきつつあった。

(コメント)いい加減な予言ばかりしているトレローニー先生。あきれてハーマイオニーがこのコースをやめてしまうんですが、ハリーはやめてません。やっぱり未来が気になるんでしょうね。そのハリーの未来を予言する先生ですが、「使用前」「使用後」みたいにはっきり当たるであろう予言であることを暗示させる描写があって、背筋がぞくぞくです。ハグリッドへのハリーたちの友情も相まって、未来が気になってきますね。ページをめくるのがまどろっこしい。

posted by あすにゃん at 06:43| Comment(0) | 日記