2018年05月17日

ハリポタ研究第05巻(下) 20〜22章

第20〜22章
(筋)それまでずっと留守にしていたハグリッドは、自分の任務についてハリー、ロン、ハーマイオニーに語る。危険がいっぱいのその任務は、巨人たちを味方にする、というものだった。だがハグリッドはその任務に失敗したのである。
ハグリッドの新しい授業で、死を目撃した人間だけが見える怪物、セストラルの授業をしていたのだが、いけすかないアンブリッジ先生がハグリッドをクビにしようと虎視眈々と狙っている。そんななか、ハリーは大好きなチョウと接近中。なのになぜか眠りに落ちたとたん、自分が蛇になってロンの父親に噛みついた夢を見た。説明に躍起になるハリー。ダンブルドアのもとへ行くと、校長はすぐ配下の魔法使いを現場に直行させる。しかし事情は打ち明けてくれないので、フレッドとジョージの盗み聞きアイテムで会話を盗聴したところ、ハリーにヴォルデモートが取り憑いているという疑いを聞いてしまう。

(コメント)一章のうちに起伏が何個もあるのが、このシリーズの特徴です。今回の「不死鳥の騎士団(下)」ものっけから疑惑と危機と恋が入り乱れています。非常に上手いと思うのは、恋の場面は甘すぎず、ハリーの鈍さかげんがよくわかるようになっているという点でしょうな。乙女心をもうちょっと研究した方がよくないか、ハリーくん? もちろんそんな暇や心境じゃ、ないんだろうけどねえ。
ハグリッドは相変わらず、怪物オタク道をまっしぐらです。アンブリッジ先生が嫌がらせして、顔を真っ赤にしちゃう純情ぶり。性格はいいんだけど、頭はよくないという典型です。いずれ近いうちに、ホグワーツから追放されそうです。
そして、ハリーの変貌。ほのかな恋心を抱いた次の瞬間には、蛇になってロンの父親をかみ殺そうとする。この緩急のつけかたがすごいですね。とても真似できそうにないな……。
ただ、落ち着きはないですね。もっと描写や比喩が楽しみたいところ。児童小説の限界かも。

posted by あすにゃん at 08:30| Comment(0) | 日記
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